稲刈り

昨日、5年生とつくし・たんぽぽ学級の全員で、学校田の稲刈りを行いました。
お天気が心配されたのですが、澄み切った秋晴れの空の下で、予定どおり稲刈りを行うことができました。学校田の管理をしてくださった星野さんはじめ、地域の方々からご協力いただきました。

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まずは、鎌の持ち方や刈る際の稲の握り方を教えていただきました。初めは恐る恐る鎌を使っていた子どもたちですが、次第に「ザクッザクッ」という稲を刈るいい音が、あちこちから聞こえてくるようになりました。

次は、刈り取った稲の束を、わらでまとめていく作業です。ボランティアの方からお手本を見せていただいても???何だか手品のようで、どうやったらうまくまとめられるのか、なかなか分かりません。この作業は、稲刈りよりも苦戦を強いられました!

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最後に、稲の束をみんなで協力してコンバインに運んで脱穀して、作業終了。この時期にしては気温が高く、しかも長袖長ズボンに長靴という格好でとても暑かったのですが、何とか最後まで仕事をやり終えることができました。

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星野さんは作業の前に「ボランティアさんは、なるべく手を出さずみなさんを見守るようにします。子どもたちになるべくたくさんの作業を経験させたい。」という思いを話してくださいました。また、作業の後には「おいしいお米を食べられるのは、こんな大変な収穫作業をするからなんだよ。これからご飯を食べるときには、この稲刈りのことを思い出してください。」と、話してくださいました。

5年生の子どもたちが、星野さんの思いをしっかりと受け止めてくれることを願っています。収穫したお米を使って、10月10日に親子クッキングを行います。おいしいご飯を食べられるのが、今から楽しみです。