オンラインぶどう交流会(3年生)
総合的な学習の時間を通じて、地域の特産である果樹栽培や、それに関わる人々の仕事について学んできた3年生。
特に、中之口地域の名産である「ぶどう」に注目し、その栽培方法や歴史について理解を深めてきました。
学びを進めていく中で、越前地域でもぶどうが特産品であり、ワインの生産が盛んであることを知りました。
また、越前小学校の6年生も同じ「ぶどう」をテーマに学んでいると聞き、WEB会議ツールを活用して交流の機会をもつこととなりました。
はじめに、中之口東小学校の3年生は、地域で育てられるマスカットの特徴や栽培に必要な環境について、事前に準備した原稿をもとに発表。
ぶどうを育てるために大切な管理の方法や収穫のタイミングなど、栽培者の工夫を伝えました。
また、農家の方へのインタビューを通して学んだ、ぶどう栽培にかける思いも共有しました。
続いて、越前小学校の6年生は、プレゼンテーションアプリを活用しながら、ぶどうがワインに生まれ変わるまでの過程を詳しく紹介しました。
ぶどうの収穫から発酵、熟成に至るまでの一連の流れや、その過程における技術や工夫について、わかりやすく説明してくれました。
子どもたちは、ワイン作りが多くの人の努力や工夫で成り立っていることに驚きの声をあげていました。
5つのグループに分かれての交流活動。
学年の異なる両校の子どもたちがそれぞれの疑問や感想を率直に話し合い、制限時間がきても話し足りない様子でした。
今回の交流会を通して、ぶどうという一つのテーマを通じて新しい視点や考え方を得ることができ、子どもたちにとって大きな学びとなりました。
今後も今回得た知識や経験を活かし、地域に根ざした学びをさらに深めていきたいと思います。