「みなさん立派ですね。」

思わず全校に向かって話しかけました。なぜなら、全校朝会が始まる５分前には多くの子どもたちが体育館に集まり、自分たちで整列して座っています。司会が声をかけるまでもなく自分たちで行動しています。

夏休みが終わり、子どもたちの元気な顔が体育館に揃いました。心も体も一回り大きく成長し、その表情も前期後半に向かっての意気込みを感じさせます。

最初に、校長先生からの講話です。夏休みに訪れた南相馬市や、海岸の様子。ご覧になってきた復興の様子などが語られました。

「地元の人たちが放射能汚染水が流れ出たせいで海にも入れないということを聞き、怒りすら覚えました。」

震災はまだまだ終わっていないのだなと改めて感じます。

また、は夏休みの取組（がんばったこと）についてもお話になり、次のようなこともおっしゃいました。

「クラスで夏休みの発表があると思います。ぜひみんなで夏の様子を話したり、共感して聞いたりしてみてください。」

「これからは、物事に集中して取り組める時期です。めあてをたててがんばっていきましょう・」

ぜひ、前期後半のめあてをたて、自分からがんばっていきましょう。

 

続いて３年生と５年生の転入生が紹介されました。みなさん、なかよくしてください。これで中之口東小学校児童総勢で１６１名になります。

 

最後は８・９・１０月の生活目標についてのお話です。

先生方が、児童役になりあとしまつや整理整頓の大切さを劇にして伝えました。これから約２ヶ月、特にあとしまつや整理整頓について意識しながら活動していきます。

元気いっぱいの子どもたちですが、まだ体の調子が戻っていない子どもたちもいるようです。「早寝・早起き・朝ごはん」を実践し、早く夏休み後の学校生活に慣れ、調子を戻してほしいものです。保護者の皆様にはぜひご協力をお願いします。