農業大学校で学ぶ(3年生)
3年生は果樹栽培についてさらに学ぶため、巻地域にある新潟県農業大学校を訪れました。
園芸栽培を担当する先生から、ぶどうの原産地がトルコやイスラエルなど中東の国々であること、日本が種なしぶどうを生食する珍しい国であること、また、ぶどうの多くがワインづくりに使われていることなど、興味深い話をたくさん伺いました。
圃場では、棚を使ったぶどう栽培の枝の広げ方が味に影響することや、冬季に虫や細菌を防ぐ作業の重要性についても学びました。
子どもたちは、中之口地域のぶどう栽培と比較しながら知識を深めていました。
また、新潟県の農業を活性化するための人材育成や、酷暑への対応、さらにSDGsの視点から果樹栽培を持続・発展させる取り組みについても教えていただきました。
翌日には、春からお世話になっている地域の桃畑も訪問。
桃畑の先生は「私も農業大学校で5年間学んだんだ。すごい所に行ってきたね」と声をかけてくださり、子どもたちはうれしそうにしていました。